アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、F1は“政治が絡む““厳しいスポーツ”だと語る。F1キャリアでは初めてのことではないが、ダニール・クビアトはレッドブルF1から契約を切られる状況に直面している。ピエール・ガスリーが71ポイントを獲得しているのに対し、32ポイントしか獲得できなかったクビアトは、来年、角田裕毅にアルファタウリ・ホンダF1のシートを明け渡すことになるのは間違いなさそうだ。
ホンダF1とレッドブルの両方と育成ドライバー契約を結ぶ角田裕毅は、今年のFIA-F2選手権をランキング3位で終了。F1参戦に必要なスーパーライセンスポイントを満たした。ホンダが2021年末にF1から離れることを考えれば、角田裕毅のF1昇格にはいくつか疑問があったが、レッドブルはあくまで角田裕毅はレッドブルのジュニアドライバーだと強調。また、レッドブルはホンダのF1エンジンの知的財産権を引き継いでバッヂを付け直してパワーユニットを継続することを望んでいる。「厳しいスポーツだ」とダニール・クビアトは RaceFans.net に認める。「ここでの競争は厳しく、政治も絡んでいる。ノーマルなことだし、僕はここに何年もいるのでそれを受け入れることができる」シーズン後半、F1エミリア・ロマーニャグランプリで今季のベストリザルトとなる4位、そして、先週末のF1サヒールGPでは7位という好調さを見せている。しかし、ダニール・クビアトははそれは“遅すぎた”と考えており、“タイミング”は彼のキャリアを通して友達にはなってくれなかったと語る。「シーズンの終わりに、このような非常に強い週末を何とか見せることができたのはとても良いことだ。それによって、人々の記憶に新鮮で、2022年にどこかで戻ってくることができるかもしれない」とダニール・クビアトは続けた。「僕にはまだF1に与えることがたくさんあると感じている。機会があれば、自分がワールドチャンピオンのために戦うことができることを知っている。それは確かだ」「つまり、タイミングが問題だ。僕のキャリアの中でタイミングが素晴らしかったときもあったけど、非常に悪いときもあった」ダニール・クビアトは2014年にトロロッソでF1デビューを果たした、1年後にレッドブル・レーシングに昇格しました。2016年もレッドブル・レーシングはダニール・クビアトを保持しましたが、マックス・フェルスタッペンの台頭により、4レースの後にトロロッソに降格しました。2017年にレッドブルから契約を切られたダニール・クビアトは、フェラーリで1年間過ごした後、再びレッドブルのジュニアチームに加わった。しかし、彼のレッドブルでの時間はもう終わりを迎えようとしている。
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