FIA(国際自動車連盟)は、ダニール・クビアトのシートベルトの問題を調査。アルファタウリ・ホンダF1は内部プロセスを変更しており、安全上の問題はないと結論付けた。先月のF1ポルトガルGPのレース後にアルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトのオンボード映像が公開され、そこでクビアトは無線でシートベルトが外れたとチームに不満を述べていた。
ダニール・クビアトは、最後のピットストップの直後に「ベルトが再び外れている」「安全ではない」とチームに伝えたが、チーム側は残り10周をステイアウトするよう伝えていた8月のF1スペインGPでは、スピンしたシャルル・ルクレールがレースを諦めてシートベルトを外したが、エンジンの再始動に成功したため、シートベルトを外した状態でピットまで戻るというインシデントがあった。ルクレールはシートベストを締め直すためにピットインするまで2周を走行していた。今回のダニール・クビアトの問題について質問されたFIAの安全責任者であり、F1レースディレクターのマイケル・マシは、アルファタウリ・ホンダF1と話し合いを行い、問題の再発を避けるためにチームのプロセスが変更されたと述べた。「議論があった。調査と議論から、彼のシートベルトは元に戻っていなかった。だが、それは使用された用語のひとつだと思っている」とマイケル・マシはコメント。「確かにシートベルトは少し緩んでいた。そして、チームはシートベルト周りのプロセスを変更した」先週末のF1トルコGPで、ダニール・クビアトは、アルファタウリ・ホンダF1が問題を内部で調査し、修正したと語っていた。「僕たちはこの件についてチームで調査しました、理解されたと思う。分析され、修正された。もう起こらないと思う」とダニール・クビアトは語った。「もちろん、最高の瞬間ではなかった。でも、僕たちはそれをチーム内にとどめておきたいと思う。問題を解消した。もう起こることはない」