アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2021年のF1シートを失った場合に備えて、すでに2022年の選択肢を評価していると語る。アルファタウリ・ホンダF1は、2021年にホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅が昇格する可能性があり、それが叶わない場合もレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンが降格する可能性さえあり、ダニール・クビアトの2021年は不確実となっている。
前戦F1エミリア・ロマーニャGPで4位入賞というパフォーマンスを披露したダニール・クビアトだが、F1での将来は自分がコントロールできないところにあると語る。「実際には自分の手には負えないところにあると思う」とダニール・クビアトはコメント。「何があってもプッシュし続けることが常に重要だというのが僕の哲学だ。でも、うまくいけば、2021年ではないかもしれないけど、2022年にチャンスがあるかもしれない。できる限りイモラのようにレースをするのが常に最善だ」「もちろん、僕は常にベストを尽くしている。イモラではそれが非常にうまくいった。マシンも非常にうまく機能していた。イモラと同じくらい多くの良いレースをすることが目標だし、そうすれば物事は良く見えてくるだろう。ドライビングなどのは自分でコントロールできるけど、僕にはコントロールできないこともいくつかある」ダニール・クビアトは、コロナ禍によってイスタンブール・パークのシミュレーターを試すことさえできず、ぶっつけ本番で週末を迎える。そのため、金曜日の2回のフリー走行が残りの週末を決めることになると考えている。「今朝はいつものようにトラックウォークをしたけど、トラックのレイアウトはとても興味深いものだった」とダニール・クビアトは語った。「金曜日にセットアップの方向性を理解し、タイヤとマシンの適切な場所を理解することが重要だ」「今年は、ムジェロやイモラのように、現代のマシンでは非常に新しく、馴染みのないコースで、マシンを正しいウインドウに入れるためにチームとして非常に積極的にいい仕事をしなければならない課題に何度も直面している」