トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、ホンダのF1エンジンでの初シーズンを振り返り、ライバルに対して不利な点はほとんど感じなかったと語る。昨年、トロロッソでF1復帰を果たしたダニール・クビアトはチームのことは既によく知っていたが、完全に新しいホンダのF1エンジンに適応しなければならなかった。
ダニール・クビアトは、トロロッソはレッドブルのパートナーシップからも恩恵を受けているとし、「それが大位に役に立った」と語る。「ホンダは可能な限り最高のプロダクトを開発しようという意欲が非常に高い。彼らはそれをとてもうまくやっているし、絶えず改善している」ダニール・クビアトは、ホンダのF1エンジンがライバルとのギャップを“大幅”に縮めたと考えている。ホンダは、F1エンジンに抱かれていたイメージを大きく向上させることになった。2015年にマクラーレンのフェルナンド・アロンソに『GP2エンジン』とコケにされたF1エンジンは、レッドブルとマックス・フェルスタッペンによって3勝を挙げた。ダニール・クビアトも雨で波乱の展開となったF1ドイツGPで3位表彰台を獲得している。「来年、トップとのギャップを完全に快勝できるかどうか見てみよう。そうなれば素晴らしいね。でも、すでにディスアドバンテージは非常に小さい」と語るダニール・クビアトは、ホンダのF1エンジンはあとは予選パフォーマンスを向上させるだけだと語る。「そこも改善されるだろう。ホンダは間違いなく正しい軌道に乗っている」2020年、ダニール・クビアトは、アルファラウリに名前を変えるチームで再びホンダのF1エンジンで戦う。