トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1シンガポールGPの予選でQ1敗退を喫して16番手で終えた。ダニール・クビアトは、FP3でマシンにオイル漏れが起き、パワーユニット交換を実施。過去に使用したPUを使用するため、ペナルティーを受けることはなかったが、これによってFP3での走行時間を失ったクビアトは、Q1でわずか0.015秒差の16番手となり、Q2進出を果たせなかった。
「予選については満足していない。最後のアタックは失敗で、チェッカーを受けた瞬間にQ2へのチャンスはないだろうと思った」とダニール・クビアトはコメント。「不運にもかなりのトラフィックの中へ出てタイムをロスしてしまい、さらにセクター1でエンジンスイッチの操作もあったため、それも影響してしまった。シンガポールのような一周ごとに状況が変化するサーキットで、FP3を走れなかったのはかなり痛かった。Q1でコースへ出たときにはうまくリズムに乗れず、マシンの間隔もあまりよくなかった」「明日はタフなレースになると思うし、さまざまな波乱もあるだろう。それは僕らにプラスに働くかもしれないので、ポイント獲得のチャンスはあると思う」