2019年にトロロッソ・ホンダでのF1復帰が噂されるダニール・クビアトのマネジメントをニコラス・トッド率いるオールロード・マネジンメント社が行っていることが明らかになった。ダニール・クビアトは、昨年のF1アメリカGP後にレッドブルを解雇され、2018年はフェラーリのテスト兼シミュレータードライバーの役割を担っている。
現在、ピエール・ガスリーの2019年のレッドブル・レーシングへの昇格が決定し、ブレンドン・ハートレーの将来も不確実となっているが、レッッドブルにはトロロッソ・ホンダで走らせるドライバーの選択肢がない状況となっている。トロロッソ・ホンダはまだダニール・クビアトの復帰を発表していないが、F1パドックの複数の情報筋は契約はすでに締結されており、すでにクビサトはその動きに備えてフェラーリの役割を降りたとも言われている。ニコラス・トッドは「過去数カ月、私はダニールのキャリアのマネジメントを行っている」と Autosport にコメント。「私は彼のような才能の手助けをすることに非常に熱心だ。私の意見では彼はF1にやり残した仕事がある」ニコラス・トッドは、ダニール・クビアトがF1から離脱する前にレッドブルからトロロッソに降格した後の“リハビリ”の役割を担い、レッドブルは、ダニール・クビアトがプログラム外で成熟したと考えている。「彼はより成熟していると言えるが、我々はトロロッソに関して急いではいない」とヘルムート・マルコはコメント。「我々はドライバーの問題を解決するだろう。我々には名前の大きなリストがあり、成り行きを見守っている」ニコラス・トストは、2019年にフェラーリの移籍が決定したシャルル・ルクレールのマネジメントを担当。他にもフェリペ・マッサ、ジェームス・カラド、ホセ・マリア・ロペス、そして、F4のカイオ・コレットといったドライバーのマネジメントを行っている。シャルル・ルクレールのフェラーリ移籍についてニコラス・トッドは「シャルルの過去の業績を考えれば、彼には多くの期待を持っている」とコメント。「そして、若いフェラーリドライバーであり、現在は公式のフェラーリドライバーとなった」「フェラーリで走ることは特別なことであり、追加のプレッシャーに晒される。彼らかそのようなプレッシャーを取り除いてあげることが重要だ」また、ニコラス・トッドは、セバスチャン・ベッテルが容赦ない相手となると予想している。「難しいだろうが、シャルルは彼のベストを尽くすだろう。彼はファイターであり、最高の結果を成し遂げたいと考えている。トップチームでの初年度はベッテルのような経験のあるドライバーの横で学ばなければならないだろう」