レッドブルは、ダニール・クビアトの契約オプションを行使することを示唆。2018年もダニール・クビアトはトロ・ロッソに残留することになりそうだ。今シーズン、ダニール・クビアトは9戦で4ポイントと29ポイントを獲得しているチームメイトのカルロス・サインツと比べて厳しシーズンを過ごしている。だが、ポイントを狙えた4戦中2戦では、クビアトの責任ではない理由でリタイアを強いられている。
ダニール・クビアトは、F1オーストリアGPのオープニングラップでフェルナンド・アロンソとマックス・フェルスタッペンがリタイアする事故の原因となり、ドライブルスルーペナルティを科せられて最下位16位でフィニッシュしている。カルロス・サインツは、2018年にトロ・ロッソで4シーズン目を過ごすことはないと述べて論争を巻き起こしたが、レッドブルはカルロス・サインツの2018年の契約オプションを行使。レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ダニール・クビアトに関しても2018年にトロ・ロッソで走ることになるだろうと述べた。ダニール・クビアトの契約オプションは行使されたかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「いや、まだだ。だが、そうならないシナリオは考えられない」とコメント。「実際、彼はここまでかなり賢明なシーズンを過ごしており、おそらく比較的近い将来にそれは行使されるだろう」それは、レッドブルのリザーブドライバーを務めるピエール・ガスリーがもう一年、F1でシートを獲得できないということになる。レッドブルは、ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンとも2019年まで契約を結んでおり、理論的に来季のレッドブルとトロ・ロッソのラインナップに動きはないということになる。噂では、フェラーリがマックス・フェルスタッペンの獲得を目指しているとされており、フェルスタッペン自身もレッドブルにフェラーリ移籍を直訴したとされている。しかし、クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンは少なくとも2020年までどこにも行くことはないだろうと述べた。「完全なプロパガンダだ。まったく下らない噂だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「彼は2019年まで契約を結んでいる。彼がマーケットに出るは2019年の後だ」