2014年のトロ・ロッソのドライバーに決定しているダニール・クビアトが、GP3のチャンピオンを獲得した。アブダビで開催されたGP3最終戦のレース1。ポールポジションからスタートしたダニール・クビアトは、序盤のセーフティカーを物ともせず、4.6秒の差をつけて圧倒的な勝利を果たし、レース2を残してGP3チャンピオンを決めた。
「本当にハッピーだし、自分自身、チーム、そして今年関与してくれた全員を誇りに思う。力強い結果を残せたし、F1に進むのにこれ以上のカタチはない」とダニール・クビアトはコメント。「バルセロナでシーズンをスタートしたとき、僕たちは本当に遅れをとっていた。僕たちにとって幸いだったのは、第1ラウンド後にブダペストでシーズンテストがあったことだ」「僕たちはそこで多くの異なるオプションやソリューションを試すことができた。そこからの僕たちはコンペティティブだった。そのおかげで、ゆっくりと、でも確実に、チャンピオンシップに勝ち始めることができたと思う。僕たちは一貫していたし、スパでは無敵だった。それは最終ラウンドまで変わらなかった」「GP3は若手ドライバーにとって本当に良い場所だ。F1と同じトラック、同じコンディションでレースをする。タイヤも本当に似ている」「みんなが考えているよりもうまく準備ができていると思う。次のステップを本当に楽しみにしている。でも、今はこれを味わって、お祝いしたい。僕たちはこのために一生懸命に働いた。僕たちはそれを楽しむに相応しいと思う」ダニール・クビアトは、来週スーパーライセンス獲得のためにF1カーをテストし、アメリカとブラジルでの金曜フリー走行出走を目指す。関連:トロ・ロッソ、ダニール・クビアトを2014年のドライバーに起用