レッドブルのジュニアドライバーであるダニエル・ティクトゥムは、F1スーパーライセンス取得に必要な最後のポイントを稼ぐためにアジアF3ウィンターシリーズに参戦する。2度のマカオウィナーであるダニエル・ティクトゥムは、1月13日から2月24日に3ラウンド9レースで開催されるアジアF3ウィンターシリーズに参戦するためにハイテックGPと契約した。
2018年のヨーロッパF3選手権をミック・シューマッハに次ぐ2位で終えたダニエル・ティクトゥムは、F1スーパーライセンス取得に必要な40点のライセンスポイントのうち32点しか獲得できていない。アジアF3ウィンターシリーズでチャンピオンを獲得すれば、10点のF1スーパーライセンスポイントを獲得でき、F1に昇格するためのドアが開かれる。アジアF3ウィンターシリーズの開幕戦はタイのチャーン・インターナショナル・サーキットで開催され、その後2戦はF1マレーシアGPが開催されていたセパン・インターナショナル・サーキットが舞台となる。「参戦することを楽しみにしている。主な理由はスーパーライセンスポイントを獲得することだ」とダニエル・ティクトゥムはコメント。「でも、冬の間に2つの有名なサーキットでの追加の走行時間から恩恵を得られるし、全体的にスタートするのを本当に楽しみにしている」ダニエル・ティクトゥムは、2019年のメインプログラムとして日本でスーパーフォーミュラに参戦。所属チームは1月11日(金)に東京オートサロンの会場で開催される「Honda Racing 2019 キックオフプレゼンテーション」で発表となるが、TEAM MUGENで野尻智紀とチームを組むことになると考えられている。
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