2025年F1 中国GP フリー走行の結果。3月21日(金)に上海インターナショナル・サーキットで2025年のF1世界選手権 第2戦 中国グランプリのフリープラクティスが行われ、角田裕毅(レーシングブル)が10番手という好成績を残した。気温23度、路面温度36度のドライコンディションで60分間のフリープラクティスはスタート。中国GPはスプリントフォーマットで開催されるため、この60分間が唯一のプラクティスセッションとなる。
ルーキードライバーによって上海インターナショナル・サーキットは初走行だが、今年に向けて路面が再舗装されたため、事実上は全ドライバーにとって初めてトラックを経験することになる。セッションは全チームがミディアムタイヤで走行を開始。C3コンパウンドは、この後に行われるスプリント予選のSQ1とSQ2で使用するタイヤとなる。ドライバーごとに異なるスリックタイヤの割り当てられる。各ドライバーはハードタイヤを2セット保持しているが、ミディアムタイヤが1セット追加され、合計3セットから4セットに増加。一方、ソフトタイヤは8セットから6セットに減り、合計12セットとなる。序盤の走行では角田裕毅のDRSがバタついている様子が国際映像のリアビューカメラで移す出された。それでも角田はその段階で9番手タイムをマークしていた。残り12分でジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)がパワーステのトラブルを訴えた後にコース脇にマシンをストップ。赤旗が提示された。残り8分でセッション再開。全ドライバーがソフトタイヤに履き替えて走行を実施した。フリー走行のトップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)で1分31秒054、2番手には0.454秒差でシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手には0.649秒差でオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。角田裕毅はトップから1.430秒差で10番手、レーシングブルズのチームメイトであるアイザック・ハジャーは17番手だった。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はソフトでトップにも迫るタイムを記録していたが、走行を完了せずに16番手、リアム・ローソンはソフトでの走行でも18番手だった。2025年F1 中国GPは、この後16時30分(現地時間15時30分)から土曜日のスプリントのグリッドを決めるスプリント予選が行われる。2025年F1 中国GP フリー走行 順位・ラップタイム1.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分31秒0542.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分31秒9583.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) - 1分32秒1534.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) - 1分32秒1955.ジョージ・ラッセル(メルセデス) - 1分32秒3776.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) - 1分32秒5077.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) - 1分32秒6878.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) - 1分32秒7669.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) - 1分32秒87410.角田裕毅(レーシングブルズ) - 1分32秒93411.オリバー・ベアマン(ハース) - 1分32秒96712.ランス・ストロール(アストンマーティン) - 1分32秒98413.エステバン・オコン(ハース) - 1分32秒05614.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) - 1分33秒12315.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) - 1分33秒14516.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) - 1分33秒28417.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) - 1分33秒38518.リアム・ローソン(レッドブル) - 1分33秒63119.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) - 1分33秒82220.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ) - 1分33秒923
全文を読む