2024年F1第5戦中国GPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が開幕から5戦連続となるポールポジションを獲得。セルジオ・ペレスも2番手に続き、フロントローを独占したレッドブル・レーシングにとって通算100回目のポールポジション獲得となった。
1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「スプリントのスタートはちょっとトリッキーだった。他のドライバーたちはニュータイヤを履いていたので、最初のラップは僕よりも少しグリップが良かった。バッテリーも完全に空になっていたので、それを回復させるために運転しながら少し変更しなければならなかったけど、それがすべて解決してからはペースも良かったし、タイヤのケアもうまくできた。予選の前にクルマのフィッティングを変更したんだけど、とてもうまくいったので、満足している。レースには期待できそうだ。スプリントでは強かったけど、もちろん他のチームが分析できる情報はたくさんあるので、一筋縄ではいかないと思う。明日のレースでは、風向きがマシンのバランスにかなり影響すると思うけど、今日と同じようなパフォーマンスができればとてもハッピーだ。全体的にはとてもいい土曜日だったし、これ以上は望めない。今日は2番手のチェコと一緒にチームの100回目のポールポジションを祝うことができた。ポールポジションからのスタートは当然助けになるし、常に保証されるわけではないが、少し楽になる。上海の応援は素晴らしく、グランドスタンドにはたくさんのファンがいる。ここでのレースは久しぶりだから、戻ってこれてとてもうれしいし、明日が楽しみだ」2番手:セルジオ・ペレス(レッドブル)「今朝のスプリントの結果には最終的には満足していいるけど、残念ながらスペイン勢をパスするのに何周もかかってしまったし、パスしてからもルイスをパスするには遅すぎた。予選に向けて多くのセットアップ変更を行ったけど、全体を通してマシンをうまく読むことができなかった。かなり混乱した予選セッションだった。トラフィックもあってQ1は最悪だった。初めてまともに走れたのはQ2の2本目で、Q3も完璧な感じではなかったけど、予選を通じて学ぶことができて、より良いリズムに掴むことができたと思う。結果的にはチームにとって良い結果となった。100回目のポールポジションを獲得した日にフロントローを確保できたことをとても嬉しく思う。今のところ、マシンをよりよく理解できているし、その成果も出続けている。長年F1がなかった中国のファンのために、いいショーを見せられることを願っている」3番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)「今日の予選3位には満足している。Q1もQ2も順調に進み、Q3へと進んだ。Q3では最初のセクターでコンマ数秒ロスしてしまったので、最後のラップは中断するところだった。残りのラップでその分を取り戻したので、そのまま走り続けて良かった。予選では、本来のポジションよりも少しポジションが上にいるけど、この結果をしっかり受け止めたいし、トップ3でフィニッシュするのはいつだって素晴らしいことだ。レースディスタンスの最後までライバルを引き離すのは本当に大変な戦いになるけど、明日は何ができるか見てみよう」4番手:ランド・ノリス(マクラーレン)「僕たちにとって良い予選だったと思う。もしかしたら3位が見えていたかもしれないけど、満足しなければならないと思う。このような僅差のセッションでは、勝つこともあれば、負けることもある。またいいスタートポジションといい予選ができたので、今日は満足している。本当の挑戦は明日だ。今夜は気を引き締めてベストを尽くし、メインレースに向けて最高の準備をして、チームのために良いポイントを獲得したい」5番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「5位という結果には満足している。Q3のラストラップはとても良かった。いくつかのコーナーは少し荒れたけど、それがこの辺りのレースの特徴なんだ。明日はポイント争いができる位置にいるから、何ができるか見てみよう。そこに留まるためにベストを尽くす。今朝のスプリントで見たようにレースペースがあまり良くないから難しいかもしれないけれど、全力を尽くすよ」6番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「明日のレースを優先して予選を妥協したけど、予想以上に苦戦した。レースペースは好調だ。タイヤのデグラデーションが大きく影響する長いレースになるだろう。ほんのわずかな風の変化でもマシンバランスに影響するから、何が起こるかわからない。明日はプッシュして、何が可能か見てみよう」7番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)「今回の予選セッションは期待していたほどうまくいかなかったけど、最終コーナーでのアクシデントの後でも、何とか持ちこたえて、すぐにポジティブに反応することができた。セクター1で少し苦戦しすぎたし、トータルラップタイムも上位を争うには十分ではなかった。でもレースには自信があるし、このセットアップで前を走るライバルたちよりも速く走れると確信している。明日は戦略も重要な役割を果たす面白いレースになるだろう」8番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)「今日はベストな一日ではなかった。風が強くて、とても厳しい状況だった。コンディションも金曜日とは変わっていたので、それに対応しなければならなかった。スプリントではソフトタイヤを選択したけど、間違いなくギャンブルをする価値があった。明日に向けていい勉強になった。最終的にポイントを獲得できたのは良かった。「予選もトリッキーだった。Q2の最初のラップはとても好調に見えたけど、赤旗で中断を余儀なくされた。Q3に進むためには、ニュータイヤをもう1セット使わなければならなかった。それがなければ、予選の最終パートで新品を2セット使えただろうし、違う結果になっていたかもしれないけど、それは誰にもわからない。僕たちは3番手から8番手までの戦いの中にいて、残念なことにここ数戦の予選ではその戦いの最後尾にいた。小さな差が大きな影響を及ぼすこともある。明日は何が起こるか予想するのは難しい。周りのクルマとの勝負がすべてだし、前に進むペースがあれることを願っている」9番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)「スプリントでは大きく順位を下げてしまったが、目立ったものは何もなく、マシンにダメージはなかっ...