シャルル・ルクレールは、2024年F1第10戦スペインGP初日のフリー走行を6番手で終了。フェラーリを「酷い」と評したが、グランプリ週末に難しいレースに直面する懸念を否定した。シャルル・ルクレールはFP1終了時点で11番手に甘んじ、マクラーレンのペースセッター、ランド・ノリスから1.2秒遅れ、3番手に入ったチームメイトのカルロス・サインツとは0.8秒以上遅れをとった。
シャルル・ルクレールは、フェラーリSF-24でペースが上がらなかった理由として3つの要因を挙げた。「FP1は誰にとっても難しいものだった。まず、コンディションが非常に暑かったため、オーバーヒートを起こしやすく、マシンを走らせるのが大変だった」とルクレールは語った。「2つ目は、車のバランスに少し問題があったこと、そして3つ目は、マsンの比較をしたかったので、アップグレードを最初に行わなかったことだ。全体的には、僕にとってはかなり難しいセッションだった」「FP2ではフィーリングを取り戻し、最終的にはすべてをまとめあげることができた。まだペースを上げる余地は十分あるけど、どこでラップタイムを上げられるかは分かっているので、土曜日についてあまり心配していない」ルクレールが言及したアップグレードは重要なものであり、レッドブルを追撃する試みとして、4つのグランプリで2回目のパッケージとなる。FP2では、ルクレールはタイムシートで6番手まで挽回し、メルセデスのルイス・ハミルトンに0.333秒差だった。ハミルトンは地元ヒーローのサインツをわずか0.022秒差で抑えた。セッションではソフトタイヤでの走行を挟んで、ミディアムコンパウンドでのロングランも評価されたが、ルクレールは「ちょっとした問題」により、こちらも計画通りにいかなかったことを明らかにした。それでも、彼は予選に向けて自信を持っている。 「セッティング変更に時間がかかっただけだ。たまにそういうことが起こって周回数が減ってしまうことがある」とルクレールは語った。「FP2でやるべきだったロングランを行わなかった。数周しか走っていないが、まだ改善すべき点が多い」「マシンをもっと良くするために何をすべきかについては、明確なビジョンを持っている。明日には前進できると確信している」