シャルル・ルクレールは、F1イギリスグランプリを終えて、スクーデリア・フェラーリへの信頼を失ってはいないと主張する。F1イギリスグランプリ後、シャルル・ルクレールはチームに腹を立てていたが、メディアの前では批判は胸にしまい込んだ。ルクレールが語ったのは、オープニングスティンツで「多くのタイムを失った」という言葉だった。
第1スティントで、カルロス・サインツJr.よりもシャルル・ルクレールの方が速かったが、チームはサインツに順位を譲れではなく、何度かペースを上げろとの指示を出した。その後、シャルル・ルクレールが「正しい決断ではなかった」と語るセーフティカー中に古いハードタイヤでステイアウトするというチームの決定によって彼の問題はさらに悪化した。残りの表彰台候補はソフトタイヤに交換するためにピットインし、シャルル・ルクレールは無防備な状態となり、1位から4位に転落した。その結果、シャルル・ルクレールは、タイトル争いでチャンピオンシップリーダーのマックス・フェルスタッペンのマシントラブルを利用できたはずの日に、そのギャップを6ポイントしか縮めることができなかった。それはまた、シャルル・ルクレールが第3戦オーストラリアGP以来レースに勝っておらず、5月のマイアミGP以来表彰台に立っていないことを意味した。「良いことではない」とシャルル・ルクレールは彼の一連の後退についてThe Raceに語った。「でも、すべてのレースがそのことが僕にあまり影響を与えていないことを示しているような気がする」「このような問題を抱えない方がいいけどね」過去5レースで、シャルル・ルクレールは2つのDNFを記録した。どちらもエンジン関連だった。そして、モナコでは戦略の失敗におって4位に落ち、エンジンペナルティによるグリッドスタート後方からスタートしたカナダでは5位。そして、イギリスGPでの4位はもう1つの疑わしい戦略判断にするものだった。「それは多くのポイントを犠牲にしている。でも・・・」と語ったシャルル・ルクレールはそれ以上チームを批判をすることはなかった。スクーデリア・フェラーリの信頼を失ったと質問されたシャルル・ルクレールは「ノー」と答えたが、日曜日に起こったすべてのことを徹底的に見直したいと認めた。「それについて話し合い、理由が何であったかをチームと完全に把握したい」とシャルル・ルクレールは語った。「レースの前半で僕は非常に強くかったけど、少しタイムを失ったと感じた。それが最終結果を変えるたかどうかは分からないけど、将来のために必要だ。すべてをチェックする」