フェラーリF1は、カタールGPの予選後にシャルル・ルクレールのモノコックに亀裂を発見。決勝に向けて新しいシャシーを構築することを決断した。シャルル・ルクレールは、F1カタールGPの予選で苦戦を強いられ、Q2で敗退。グリップの欠如に途方に暮れていた。しかし、予選後にフェラーリはシャルル・ルクレールのマシンを徹底的にチェックし、Q1の最初の走行で縁石を乗り越えたことが原因である可能性が高い亀裂を発見した。
今週末、ロサイル・インターナショナル・サーキットの縁石は、数台のマシンにダメージを与え、ハースF1のニキータ・マゼピンはFP1後にシャシー交換を余儀なくされている。また、Q3ではアルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが最後のアタックでフロントウイングを壊し、パンクに見舞われた。フェラーリのレーシングディレクターを務めるローラン・メキーズは「現在交換されるシャーシの損傷が、マシンの挙動に影響を与えたことは明らかだ」と語った。「今、メカニックは16号車を時間内に修理するという大きな課題に直面している」ローラン・メキーズは「時間内に修正」するとは、シャルル・ルクレールが決勝でピットレーンスタートを回避するために必要な時間内に新しいシャーシを構築することを意味する。シャルル・ルクレールのチームメイトであるカルロス・サインツは7番グリッドからF1カタールGPをスタートするが、ローラン・メキーズはレース当日の信頼性の重要性を強調した。「今日の午後に払った犠牲で学んだように、信頼性はこれまで以上に重要になるだろう」とローラン・メキーズは語った。。「我々サイドでは、特に主要なライバルと対戦する場合に、変更が我々に有利になるように最善を尽くす」「大変な一日だったが、まだ終わっておらず、多くのチャンピオンシップポイントを獲得するチャンスがある」