シャルル・ルクレールのマネージャーを務めるニコラス・トッドは、フェラーリ内で“ナンバー1”のセバスチャン・ベッテルよりもルクレールのステータスを上げるために政治的な影響力を使用しているとの噂を否定した。シャルル・ルクレールのチーム内での立場は、ニコラス・トッドの父親が元フェラーリのF1チーム代表でFIA会長でもあるジャン・トッドであることが関係しているとの声も挙がっている。
「私は問題を引き起こそうとはしていない」とニコラス・トッドは Motorsport-Magazin にコメント。「もちろん、議論することがあれば、私は常にドライバーを支援するためにそこにいる。だが、私はドライバーができる限り最高の立場にいることを確実にしたいだけだ。それがすべてだ」ニコラス・トッドは、現FIA会長である父との繋がりを含め、F1での自分の影響力を否定する。「私はF1の20名のドライバーのうち2人を担当しているし、それはそれほど多くはない」とロバート・クビサのマネジメントも担当するニコラス・トッドは語る。「私がドライバーについてチームと話をするのは、彼のことを信じているからだ。これまで父の力でドライバーをチームに連れて行ったことはないと思っている。彼は私が管理しているドライバーのすべてを知ってさえいないと思う」「シャルルはコース上で結果を出しているのでフェラーリにいる。そこは否定できないことだと思っている」