FIA会長のジャン・トッドは、シャルル・ルクレールには、フェラーリ史上最高のチャンピオンであるミハエル・シューマッハのようにチームをリードする資質があると考えている。ジャン・トッドは、ミハエル・シューマッハが黄金時代を築いたときにフェラーリのチーム代表を務めていた。
現在、息子のニコラス・トッドがマネジメントを担当しているシャルル・ルクレールは、スパとモンツァで2連勝を上げ、セバスチャン・ベッテルからフェラーリの“ナンバー1”の座を奪おうとしている。「シャルルは非常にメンタルが強い」とジャン・トッドは Auto Bild にコメント。「彼は偉大なチャンピオンの七ツを持っているし、かつてのミハエル・シューマッハのようにチームを自然にリードすることができている」「彼は今後のF1とフェラーリを背負って立つことになるだろう」元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーブは、特にモンツァでルイス・ハミルトンと激しいバトルを展開したシャルル・ルクレールにはチャンピオンに必要な情け容赦のなさも持ち合わせていると語る。「他のドライバーならば罰せられていただろう。だが、シャルルはフェラーリのホームレースで許されている限界を攻めることができることを知っていた」