カルン・チャンドックは、スポンサーからの資金が尽きた場合、ヒスパニア・レーシングのシートを失う可能性があると報じられている。インド紙 Hindustan Times は、ヒスパニア・レーシングのチーム代表コリン・コレスが、チャンドックの後任ドライバーと交渉中であると報じた。候補のひとりとして、クリスチャン・アルバースの名前が挙げられている。アルバースは、ミナルディ、ミッドランド、スパイカーでF1経験があり、DTMやル・マンでもコリン・コレスのチームに在籍していたことがある。
クリスチャン・アルバースは今週、「ロイヤルスポンサーの援助」によってまもなくF1に復帰するかもしれないと述べており、「最後の後押しをしてくれるかもしれないパートナーもいる」と語っていた。また同紙は、ナレイン・カーティケヤン、パストール・マルドナド、そしてヒスパニア・レーシングのテスト兼リザーブドライバーである山本左近もチャンドックの後任候補だととしている。チャンドックはインド企業から十分なサポートを受けられていないことを認めるが、一方で「キャリアのいずれかの段階で」でフォース・インディア移籍を目指していることも語っている。「GP2やF3時代に何年も(インドの)スポンサーを探してきた。関与することを望む人々もいたけど、はっきりしない態度でもあった」チャンドックの父親でインド・モータースポーツ連盟の幹部であるビッキー・チャンドックは、今週末モントリオールを訪れている。
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