ロータスは、17日に行われたヘレス合同テストでテスト初デビューを飾った。初テストは、リザーブドライバーのファイルーズ・ファウジーが担当。この日はパワーステアリングなしでの走行となったが、T127に大きな問題はなく、ファウジーはF1スーパーライセンスに必要な300kmを走破した。明日から2日間はヘイキ・コバライネンがテストを担当し、最終日にはヤルノ・トゥルーリがT127のステアリングを握る。
マイク・ガスコイン (テクニカルディレクター)「チーム全体にとって素晴らしい一日だった。まずは今日、初めての本格的な走行で素晴らしい仕事をしてくれたファイルーズに感謝したい。システムチェックのような多くのことを行い、ドライバーにとってはかなり混乱する一日となった。加えて変わりやすいコンディションだったし、我々は今日パワーステアリングなしで走行したので、ファイルーズにとってはトリッキーな一日だったろうが、彼は間違えなかったし、うまくやってくれたので感謝したい。マシンには大きなドラブルはなかった。わずかにオーバーヒートに悩まされたが、すぐに解決したし、そのあとマシンはかなり申し分なく走行した。パワーステアリングの問題は明日には解決されるので、全体的に非常に成功した初日となったし、明日のためにマシンを準備するために忙しい夜になるだろう」ファイルーズ・ファウジー「まず、なによりもチームに感謝したい。ここに到着して、76周を完了するなんて最高だよ。スーパーライセンスに必要な300kmを完了させて、パワーステアリングなしでドライブするのは大きなチャレンジだった。ドライでは難しいかった、ウェットではそんなに悪くなかった。少し保守的な走りになったけど、とても満足している」関連:F1ヘレス合同テスト初日:セバスチャン・ベッテルがトップタイム