ケータハムが2015年のF1グリッドに復帰するための時間はなくなりつつあるが、管財人は新たな買い手を見つけることを諦めていない。ケータハムは昨年10月に破産を申請したが、クラウドファンディングで資金を募り、2014年の最終戦に一度は戻ってきた。同様に破産を申し立てたマルシャには救済計画が浮上しているが、ケータハムに関しては難しいとの見方をバーニー・エクレストンは示している。
しかし、管財人であるスミス&ウィリアムソンのフィンバー・オコンネルはまだ強気だ。「私はまだ希望を持っている」とフィンバー・オコンネルは Reuters にコメント。「実際に何かをできる可能性を持った人々がいる限り、廃業するつもりはない。そうなってしまった場合には資産をオークションにかけるだけだ。それは、いつでもできることだ」昨年、コンストラクター選手権を9位で終えたマルシャには、大きな賞金と収益が約束されているが、ノーポイントのケータハムは状況が違う。その結果、買い手を見つけるにはケータハムの方が苦しい立場となっている。フィンバー・オコンネルは、2015年シーズン開幕までの時間的の制約を懸念している。「現場を訪れてくれた人もいる。中には、自分たちにとってうまくいく方法を見つけようとしてくれている人もいる。それを実現させるためなら、我々はどんなことでもするつもりだ」「だが、本当のところは、全ては未来の買い手に委ねられているのだ。いずれ、ケータハムチームを2015年に走らせるために大金を投じることが意味をなさなくなるときが来るのは十分に意識している。いつか時間は尽きる。関心を抑えることは決してないが、明らかに時間はなくなりつつある」
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