ウィル・スティーブンスは、F1アブダビGPでケータハムでレースをすることが、2015年にF1でフルタイムの役割を得るための望みを押し上げる最高の方法だと考えている。ウィル・スティーブンスは、FIAからF1参戦に必要なスーパーライセンスを承認され、木曜日の午後にケータハムからF1デビューすることが決定した。
ケータハムはなんとかF1復帰を果たすという状況であり、契約も遅れたが、ウィル・スティーブンスは、最終戦でのF1デビューは価値あるものだと主張する。今年フォーミュラ・ルノー3.5を戦ったウィル・スティーブンスは、グランプリでの経験は2015年にむけてチームに魅力的なものになると考えている。「チームは経験を望んでいるけど、そのようなものはそこにはない」とウィル・スティーブンスはコメント。「F1に長くいる人は多くのものをもたらすことができるし、そこに入って、良い仕事をすることができれば、それは全てのために重要になる」「僕にそれができれば、来年良いシートを獲得する良い立場にいることができると思う」「僕の後援者は、このレースにいるなかで小さなグループだけど、彼らは来年もF1にいることを望んでる」「僕はかなり良いポジションにいると思うし、とにかく、そこに出て行って、良い仕事をする必要がある」今年のシルバーストンテストでケータハムのF1マシンを走らせているウィル・スティーブンスは、F1のチャンスにむけて準備ができていると感じており、今週末、小林可夢偉に対してどれだけやれるかによて判断させることになると考えている。「どんなチームで走っていても、一番の競争相手はチームメイトだ」とウィル・スティーブンスはコメント。「過去数回の予選結果をみれば、それはほぼチーム順位だ」「そこに入るには難しい状況だけど、多くの経験を持っている人々から学んでいるし、どのようにやっていけるか週末にわたって見ていくつもりだ」ケータハムのマシンは土壇場で準備されたものであり、スペアパーツも限られているが、ウィル・スティーブンスは潜在的な破損について心配はしていないと主張する。「全て問題ないし、限界までプッシュできると感じている」とウィル・スティーブンスはコメント。「誰もがクルマが安全であることを望んでいる。それはケータハムだけでなく、全チームの一番のプライオリティだ」「クルマやその周りのものにはまったく問題ないと完全に確信している。チームとして、僕たちはここで来るために何が必要かをわかっている」「僕にとって良いチャンスだし、チームにとっても、彼らが戻り、F1を続けていきたいことを示す良い機会だ」関連:ケータハム、小林可夢偉のチームメイトにウィル・スティーブンスを起用