ケータハム・グループのテクニカルオフィサーを務めるマイク・ガスコインは、2013年にケータハムが若手ドライバーを起用する可能性を示唆した。2012年、ケータハムはヘイキ・コバライネンとヴィタリー・ペトロフを起用してチャンピオンシップを10位で終えた。だが、マイク・ガスコインは、ヘイキ・コバライネンもヴィタリー・ペトロフもチームに残留しない可能性を示唆した。
「私は言う立場ではないが、激しくプッシュしてくれる若手がそこにいることを期待している」とマイク・ガスコインは Sky Sports F1 にコメント。ヴィタリー・ペトロフのマネージャーを務めるオクサナ・コサチェンコは、ケータハムとの交渉が難航していることを明らかにしている。「現時点で未解決の問題がたくさんあります。整理しなければならない微妙な差違があまりに多すぎます」ケータハムは、最終戦アブダビGPでヴィタリー・ペトロフが11位でフィニッシュしたことで土壇場でコンストラクターズ10位を確保。しかし、マイク・ガスコインは、ケータハムはマルシャよりも優れているためチャンピオンシップ10位に相応しいと述べ、チームを助けるためにポイントシステムの変更を求めた。「シーズンを通してマルシャの前にいたので、チームとして相応しい結果だった。我々は彼らよりも良いチームだった。もし我々が10位でフィニッシュできなかったら、それは例外的なことだっただろう。1つの順位だけだったからね」「ポイントを与える方法を検討しなけければならないと思う。ポイントを与えられるのは最高のレースをしたときだからね。我々は全てのパフォーマンスを発揮してきたし、1レースで多くのお金を失う可能性があった。そうあるべきではない」ケータハムは、2013年のドライバーとしてシャルル・ピックとの契約を発表しており、もう1つのシートには、ヴィタリー・ペトロフ、ギド・ヴァン・デル・ガルデ、ブルーノ・セナといったスポンサーを持ち込めるドライバーが候補に挙げられている。関連:・ヴィタリー・ペトロフ、ケータハムとの交渉は難航・ブルーノ・セナ 「まだシートが空いているチームと交渉している」・ギド・ヴァン・デル・ガルデ、ケータハムのF1シート獲得は消滅?