チーム・ロータスは、元ルノーでスポーティングディレクターを務めたスティーブ・ニールセンが新任のスポーティングディレクターとしてチームに加入することを発表した。アローズ、ベネトン/ルノー、ティレル、旧チーム・ロータスなどで働いたスティーブ・ニールセンは、ドイツに戻るディーター・ガスの後任として12月12日付でチームに加入する。
「2010年のシンガポールで初めてスティーブと会い、彼に仕事をオファーしたが断れていたので、彼が我々に加わるチャンスに興味を示してくれたことを嬉しく思う」とチーム代表のトニー・フェルナンデスは述べた。「我々のチームはスティーブほどの手腕を持った人物を引きつけられることを示しているし、非常に尊敬される人物が、多くの面で我々の先を行くチームから来てくれて、中団にチャレンジするという我々の信念と成長の可能性に共感してくれたことに感激している」スティーブ・ニールセンの移籍により、ティレル、ルノーで働いた技術責任者マイク・ガスコインとの関係が復活する。「スティーブがスポーティングディレクターとして加入するオファーを受け入れてくれたことは、チームにとって素晴らしいニュースだ。私は過去にティレルとルノーの両方で、チャンピオンシップで勝てるチームを作るためにそれぞれの役目を果たしながら広範囲にわたって働いてきた。それはチーム・ロータスでも目指していることだ」「彼は我々のオペレーションにすぐに馴染むと確信しているし、ヒンガムとマレーシアのみんなからも歓迎されるだろう」チーム・ロータスは、グラハム・ワトソンとのチームマネジャー契約も更新している。「グラハム・ワトソンと契約更新に同意できたことにも非常に満足している。彼はチームの中心的な柱の1つであり、コース内外での我々の成長に直接的な影響を与えてきた」とトニー・フェルナンデスは述べた。「今後数週間でさらなる発表を予定しており、その全てが我々の長期的なゴールにつながっている。スティーブとグラハムに関する今日の発表はチーム全体にとってさらなる前進だ」