チーム・ロータスは、F1バルセロナテスト最終日をマシン故障によるヤルノ・トゥルーリのクラッシュにより午前中で終えることになった。ヤルノ・トゥルーリは、ターン9でT128のコントロールを失いウォールにクラッシュ。チームはクラッシュの原因を公表していないが、コーナーのアプローチにはオイルが残っていた。
「残念ながら、事故により一日が短縮されてしまった」と技術代表のマイク・ガスコインはコメント。「彼のミスではなかった。マシンの故障によるものだ」「マシンを修理するためのパーツがないので、切り上げなければならなかった」ヤルノ・トゥルーリは「このようにテストが短縮されてしまったことにはもちろんがっかりしている」とコメント。「でも、このようなことはモーターレーシングではよくあることだ。今日は良いスタートが切れていたし、事故が起こるまでは昨日終えた場所から再開していた」「クルマのバランスは良いし、僕たちが造り上げたペースとポテンシャルは、中団争いに役立つと思うので、シーズンにむけて自信をもってここを離れられるし、どこになろうと次のテストを楽しみにしている」