今年ロータス・レーシングとして戦ったチームの2011年のチーム名がさらに暗礁に乗り上げた。ロータス・レーシングのライセンスは、プロトン傘下のグループ・ロータスによってすでに取り消され、トリー・フェルナンデスは代替案としてチーム・ロータスの名称を買収。しかし、名称の使用については現在、法廷で争われている。グループ・ロータスは、2011年にルノーのタイトルスポンサーとしてF1に参入するとされており、さらに2012年からはインディカーにエンジンとボディワークを供給するプロジェクトが発表された。
「我々は大手と戦いたい」とロータスのダニー・バハーは述べた。グループ・ロータスは、すでに2011年からGP2に参戦することを発表しており、トニー・フェルナンデスには他の名称を使用する以外ほとんど選択肢は残されていない。「プロトンのF1参入についてはコメントしたくないが、彼らのアクションは確かにチーム名称になんらかの影響があるだろう」とトニー・フェルナンデスはコメント。「今のところ、我々は自分たちのチームを準備しているし、どんな可能性にも備えていたい。2011年シーズンがスタートしたとき、我々は間違いなくそこにいる」