スペインのモータースポーツ関係者は、FIAの要職に就いたことで猛反発を受けているカルメン・ホルダを擁護している。ルノーF1のアンバサダーを務め、女性だけのF1シリーズの設立を提唱しているカルメン・ホルダがFIA Women in Motorsport Commissionに任命したことに女性レーサーたちは猛反発している。
インディカー・レーサーのピッパ・マンは「個人的にそのような信念を持っている人がレースにおける女性の目的を追求するための委員会に任命されたことは、信じられないほどの失望であり、まさにFIAの後退を意味すると思います」と非難の声をあげている。だが、バレンシア・サーキットの責任者を務めるゴンザロ・ゴーベールは「このような魔女狩りはカルメンにとって不当なものだ」と Marca にコメント。「彼女は友人であり、私は彼女に同意している。だが、コミションへの彼女の任命はうまく説明されていないと思う。議長はミッシェル・ムートンのままだ」「少なくとも彼女が議論のためにそこにいるのは良い動きだと思う」GP3に参戦した3シーズンで一度もトップ20圏内に入ることができなかったにも関わらず、カルメン・ホルダがロータスとルノーでF1開発ドライバーに就任しただけでも批判は起こっていたが、彼女が女性だけの独自シリーズを支持していることでさらなる批判を受けている。「排他的でも義務的でもない女性フォーミュラがなぜだめなのか?」とゴンザロ・ゴーベールは続ける。「このアイデアは女性がレースをするより多くの機会を作り出し、新しいドライバーの模範となり、スポンサーからより多くの資金を得る機会を作り出すものだ」「カルメンはソーシャルメディアで炎上している。彼女は世界で最高ではないが、最悪でもない。彼女が言っていることのひとつとして、彼女はベストではないのにF1テストドライバーに到達したが、ベストではないのにF1に到達した多くの男性がいるものがある」関連:カルメン・ホルダのFIA WiMCへの選任に女性レーサーが猛反発
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