カルロス・サインツは、スクーデリア・フェラーリとの新契約を複数年にすることを望んでおり、2024年F1シーズンの開幕前に署名・捺印することを望んでいると明言した。最近、イタリアの情報筋は新チーム代表のフレデリック・バスールがシャルル・ルクレールに対し、来年以降もフェラーリにとどまるよう年俸倍増と5年という大型契約を提示していると報じた。
しかし、スペイン人のサインツには1年契約しか提示されていないと噂されている。マドリードで開催されたスポンサー、エストレヤ・ガリシアのイベントでサインツは「彼らが僕に何をオファーしているかという話はあるけど、それは知らないまま言われていることで、憶測で言うつもりはない」と語った。バスールは今週、話し合いは始まっており、結果は「近いうち」に明らかになると語った。「僕たちは合意しなければならない」とサインツは語った。「もちろん、更新したいし、1年以上続けたいたいと思っている。フレッドとフェラーリ・ファミリー全体から完全に評価されていると感じているし、ドライバーとして、それが最優先事項だ」「そう感じられるなら、そして自分が評価されていると感じられるなら、更新するつもりだ。お互いがそれを望むなら、合意に達すると確信している」ルクレール同様、サインツの現在の契約は2024年までと決まっているが、サインツは新シーズンが来年初めに始まる前に自分の運命を知りたいと主張している。「現実には、先日フレッドが言ったように会話が交わされている」とサインツは語った。「2025年に自分がどうなっているのかを知りたいと思っている」「次の目的地がわからないままスタートするのは嫌だ。僕の最優先事項はフェラーリであり、さらに何年もそこにいることだ。それは秘密でもなんでもない。とても満足しているチームだからね」「この数カ月で合意しなければならない」サインツは、マックス・フェルスタッペンのF1ライバル全員にとって「厳しい年」を経て、フェラーリにはレッドブルに追いつくポテンシャルがあると考えていると主張すると同時に、不安も感じていると告白する。「マックスはすべてのレースで100%の力を発揮する必要がなかったと思うし、それが何よりも怖い」とサインツ。「だから僕はフェラーリに、(コンマ)4秒じゃなくて6秒上げる必要があると言っているんだ」とサインツは語る。「なぜレース中にその小さなステップを逃すのかを理解する必要がある。土曜日には、僕たちはそれほど離れていないことがわかるが、レース後半になると、彼らは1周あたりコンマ3秒か5秒の差をつけて、ゴールラインではそれが30秒になる」「2022年中盤のマシンが示した間違った方向に進むという間違いを犯したと思う。自分たちはそれほど離れていないと思っていた。メルセデスにも起こったことだ」
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