カルロス・サインツは、スクーデリア・フェラーリが2024年F1マシンをよりオールラウンダーにする必要があると語る。イタリアのスポーツ紙『Corriere dello Sport』は、スクーデリア・フェラーリが2024年F1マシンを2月13日に発表するという噂を掲載している。そしてシャルル・ルクレールのチームメイトであるサインツは、チームの課題は明確だと語る。
2023年型フェラーリの長所を聞かれたサインツは「間違いなく、直線の速さ、ブレーキング性能、そして90度の短いカーブでのペースを選びたい」とDAZNに語った。「縁石を乗り越えたときのクルマの挙動も非常にポジティブなポイントだったと思う」とサインツは付け加えた。「だから、クルマにはとても強いところがあった」「でも、チャンピオンシップ全体を通していいクルマでいたいなら、すべてのエリアで、特にレースで速くなるために、そのような特徴のいくつかをあきらめなければならないかもしれない」今年のコンストラクターズ選手権でフェラーリはメルセデスに数ポイント及ばずフィニッシュしたが、それぞれが獲得したポイントは圧倒的な強さを誇るレッドブルの半分以下だった。しかしサインツは、フェラーリはひと冬で追いつくことができると語る。「僕はこのチームを信頼している」とサインツは語った。「このチームを信頼している。レッドブル勢にコンマ3秒差をつけてポールポジションを獲得したサーキットもあった」「ただ、予選はクルマが得意とする特殊な機能だった。これからは全地形対応車に変えていかなければならない」とサインツは微笑んだ。