カルロス・サインツJr.は、フェラーリが2022年にF1王座に挑戦するためには、レッドブルのF1マシンに信頼性問題が発生することを頼りにするしかないかもしれないと認める。夏休み前の数戦で、フェラーリのチャンピオン獲得への期待は薄れており、レッドブルがドライバーズとコンストラクターの両方のテーブルでかなりの差をつけている。
レッドブルは過去2回のグランプリで優勝し、フェラーリは困難な出来事に耐えた。シャルル・ルクレールはフランスではエンジン故障によって首位を奪われ、ハンガリーでは先頭からフェラーリの戦略の失敗によって後退した。信頼性の問題は、2022年シーズン開始時にレッドブルを悩ませたが、最近は大きな影響は受けていない。カルロス・サインツJr.は、数学的に不可能になるまでフェラーリはF1タイトルをあきらめないと主張しつつも、それを達成するにはレッドブルの助けが必要かもしれないと語った。「フェラーリが何をする必要があるかは明らかだと思う。それは、マックスが勝ちたいと思っているレースに勝つことだ」とカルロス・サインツJr.は語った。 「明らかに、25ポイントを獲得することは、ポイントスイングに大きな違いをもたらす。先頭で起こり得ることはまだたくさんあると思う」「2つのチームの間で常に素晴らしい戦いが行われており、それは年末まで続くと思う」「ある時点で、信頼性やDNFに関してレッドブルの助けが必要になるかもしれないのは事実だけど、それがなくても、統計的にオープンであるならば、あきらめることはできない」 「これがスポーツの一番のルールだと思う。不可能になるまで信じ続け、できる限りのことを勝ち取ろうと努力し続け、自分自身を戦いにとどまらせる必要がある」「統計がもはや自分の力ではどうにもならなくなくなるまでね。それまでは挑戦し続け、チームとして成長し続け、改善し続ける。今年学んだことは、今後数年間にも役立つ可能性がある」現在、フェラーリは、コンストラクターズ チャンピオンシップで首位のレッドブルから97 ポイント差をつけられており、マックス・フェルスタッペンはドライバーズ ランキングでシャルル・ルクレールを 80ポイントリードしている。