カルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)は、2022年F1第12戦フランスグランプリの決勝を5位でフィニッシュした。PU交換ペナルティで最後列からスタートしたカルロス・サインツJr.だが、チームメイトのシャルル・ルクレールが単独クラッシュによってリタイアする頃にはポイント圏内まで順位を上げていた。
セーフティカー中にタイヤを交換した際にアンセーフリリースによって5秒ペナルティを科されたことでカルロス・サインツJr.のレースは複雑化した。ミディアムで素晴らしいパフォーマンスを見せたサインツだったが、そのまま走り切ってレースタイムに5秒を追加するか、もしくはタイヤ交換をして追い上げるかの選択を迫られた。最終的に後者を選択したカルロス・サインツJr.は、レースのファステストラップをマークして5位でフィニッシュした。「今日はハードなレースだったけど、多くのオーバーテイクをして順位を上げていくのは楽しかった」とカルロス・サインツJr.はコメント。「ハースタイヤで順位を上げるのはトリッキーだったけど、ミディアムタイヤを装着するとすぐにペースが大幅に改善し、良いムーブを決めることができた」「今日はすべてを出し切ったし、ピットストップとペナルティは少し分だったけど、上位で戦うことができた」「いつものように、どこを改善できるかをこの数日間ですべて見直していくし、夏休み前にもっと良い結果を出せることを願っている。シャルルは良い素晴らしいレースをしていたので残念だ。僕たちはプッシュし続けていく」