カルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)は、2022年F1第8戦アゼルバイジャングランプリの金曜フリー走行を5番手で終えた。フリー走行1回目を4番手で終えたカルロス・サインツJr.は、フリー走行2回目にはフェルナンド・アロンソに上回られて5番手で終了。だが、それはフライングラップを中止しなければならなかったためであり、チームはFP1とFP2の間でゲインをもたらし、車ははるかに快適に感じられたと語る。
「タフなセッションだった。ここバクーでのいつもの金曜日のように、スピード、ウォール、バンプに慣れるタフなセッションだった」とカルロス・サインツJr.はコメント。「これらの新しい車を使用すると、このサーキットのバンプとチャレンジをより多く感じることができる」「でも、良い日だった。チームとして良いステップを果たせたと思う。正しい方向に車を進められたし、FP1よりもFP2の方が確かに競争力があり、少し快適に感じることができた。そこに着けると思う」スクーデリア・フェラーリの車はポーパシンググ(ポーポイズ現象)が出ているものの、これまではあまりタイムに影響はしていなかった。現にシャルル・ルクレールは初日の最速タイムをマークした。しかし、カルロス・サインツJr.は、ポーパシンは彼の車で「特に酷い」と述べた。「そこは確かに僕が調べていることだ。今日、何らかの理由で、過去数レースでは見られなかったこの現象にかなり苦労し、ガレージの私の側では特にひどく見えた」「だから、エンジニアと一緒にデータを掘り下げる必要がある。ここでは本当に厄介だ。ストレートとブレーキングでかなりの自信を失っていたので、明日はそれを解決できることを願っている」