フェラーリのF1ドライバーとなったカルロス・サインツは、チームが2020年の悲惨なシーズンからトップ争いに復帰する能力があることに“完全な自信”を持っていると繰り返し述べた。フェラーリが最後にレースで勝利したのは2019年9月まで遡る。2020年、フェラーリは自慢のF1エンジンのパワーが影を潜め、SF1000は空力コンセプトでも失敗した。
2020年にフェラーリはシャルル・ルクレールが2回の表彰台、セバスチャン・ベッテルが1回の表彰台にとどまり、40年ぶりの最低順位となるランキング6位に落ち込んだ。フェラーリは、アストンマーティンへと移籍したセバスチャン・ベッテルに代えて、カルロス・サインツと2年契約を締結。今週、サインツはフェラーリのF1マシンでの初走行を完了させた。カルロス・サインツは、水曜日と木曜日の午前にフィオラノでフェラーリの2018年マシン『SF71H』で150周以上を走破した。「すべてのチームはある時点で困難な瞬間を経験する。それはF1の一部だ」とカルロス・サインツは語った。「本当に重要なのは、挽回する能力だ。歴史は、過去に勝ったチームが再び競争力を持つことができることを示している」「フェラーリはF1の歴史の中で最も成功したチームであり、その背後には理由がある。トップに返り咲くができるチームがグリッド上にいるとすれば、それはフェラーリだ」「僕はこのプロジェクトに完全に自信を持っている。プロセスには時間がかかるかもしれないけど、チームは最終的には勝利の道に戻ると確信している」「僕がそのプロセスを可能な限り短縮するのを助けるために最善を尽くすことは確信してもらっていい」
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