カルロス・サインツは、フェラーリのF1マシンで初走行を完了。フェラーリのF1ドライバーとして“これ以上良いスタートは望めない”と語った。黒と赤のフェラーリ仕様のヘルメットを装着したカルロス・サインツは、自身のカーナンバーである55番が掲載されたフェラーリの2018年F1マシン『SF71H』でフェラーリのF1ドライバーとして初走行。2.997kmのフィオラノのトラックで100周以上を走り込んだ。
この冬にマクラーレンから移籍したカルロス・サインツにとって、プレシーズンテストが3日間に削減される状況で、フェラーリF1のシステムに慣れるために貴重な一日となった。「この日のことは決して忘れない」とカルロス・サインツは語った。「トラックに出る前に非常に早い時間に会議があったので、今朝、アラームが鳴ったのは夜明けだった」「今日の僕にとって最も特別な瞬間の1つは、サーキットに到着してフェラーリに僕のナンバーである55番がついているのを見たときだ! 早くマシンに飛び乗りたかったし、最初のインスタレーションラップはエキサイティングだった」「それから僕たちは仕事に取り掛かった。一日の内容にはとても満足している。広範囲にわたるプログラムを終えることができたし、エンジニアやメカニック、ステアリングホイール、昨シーズン運転した車とは明らかに少し異なる手順など、セットアップ全体に慣れることができた」「僕のキャリアの中でとても重要な瞬間に父(カルロス・サインツSr)が立ち会えたのはとても良かった。マッティア(ビノット)、ローラン(メキーズ)、そしてフェラーリのみんなが本当に暖かく歓迎してくれて、2018年のマシンで本当にポジティブな初日を過ごせたことを感謝したい」「とてもハッピーだし、これ以上良いスタートを望めない」今回のテストはチームを移籍したカルロス・サインツにとって非常に貴重なものとなる。2021年のプレシーズンテストはわずか3日間しかなく、均等に走行機会を分担した場合、1日半しか新チームになれるための時間はない。2年以上前のF1マシンを使用したテストに走行制限はないため、カルロス・サインツは好きなだけ走行することができる。水曜日にプログラムを完了させたカルロス・サインツは、木曜日の午前中にも再びSF71Hのステアリングを握り、チームとマシンに慣れるためのプロセスを継続する。 この投稿をInstagramで見る Scuderia Ferrari(@scuderiaferrari)がシェアした投稿