マクラーレンF1のカルロス・サインツは、F1アブダビテストでは契約上ではフェラーリを走らせることができるので“是非ともそうしたい”と語る。F1アブダビGP後に開催される1日のポストシーズンテストは、もともとはグランプリ経験が2戦以内のルーキードライバーが対象だったが、ルノーF1は2021年にF1復帰するフェルナンド・アロンソを走らせるためのロビー活動に成功。他チームへも扉が開かれた。
以前、カルロス・サインツは、2021年のプレシーズンテストが3日間に削減することから、新しい所属チームであるフェラーリになれるための時間が十分ではないへの懸念を表明していた。フェラーリは、来年1月に2年落ちのF1マシンでカルロス・サインツにある程度の走行機会を与える計画があることを確認したが、フェルナンド・アロンソの特例が認められたことで、自分も今年が終わる前にフェラーリで早期デビューを果たせることを願っていると語る。フェラーリは、すでにロバート・シュワルツマンとアントニオ・フォコという2人の“ルーキー”をアブダビテストで走らせることを発表している。マラネッロの衣装は、ロバート・シュワルツマンとアントニオ・フォコがシーズンテストの終わりに2台の車を運転することをすでに発表しています。「是非ともフェラーリをテストしたいと思っている。それは秘密ではないと思う」とカルロス・サインツはF1サヒールGPの木曜記者会見で語った。「特に、今はFIAがルーキーではないドライバーや若手ではないドライバーがいないテストをすることに少し手を広げているし、FIAが他のドライバーにも少し手を広げない理由がわからない「個人的には、若手ドライバーをシートから外すようなことはしたくない。カラム、ミック、シューマッハの全員がまだテストすることになると思っている。僕がフェラーリに飛び乗ったとしても、彼らにテストをさせないつもりはない。それでも彼らはテストすることになるだろう」「フェラーリは今、若いドライバーを最も昇格させているチームの1つだと思う。だから、僕がテストする機会を得られない理由がわらない。何が起こるのか、FIAがどうするかは分からないけど、できる限りそこにいるつもりだ」特例での参加を要請したかとの質問にカルロス・サインツは「僕たちがどうするかを言うつもりはないけど、特に契約でそうすることはできるので、アブダビテストで是非とも走りたいと思っていることは伝えることができる」と語った。