フェラーリF1への移籍が決定しているカルロス・サインツは、来月のシーズン終了後のアブダビテストでフェラーリの2020年F1マシンを早期に味わえる機会がほしいと認める。最近、F1パドックは、2度のF1ワールドチャンピオンである39歳のフェルナンド・アロンソがいわゆる“若手ドライバーテスト”で走行できるように特別な許可を求めているルノーを嘲笑した。
しかし、同じスペイン出身のカルロス・サインツは、F1に復帰するだけでなく、チームを移籍するドライバーにとっても、若手ドライバーテストで新チームのマシンを走らせることは賢明な動きだと考えている。「1日半のテストでシーズンを準備することは事実上不可能だ」とカルロス・サインツは2021年の厳しく制限されたプレシーズンテストに言及。「フェラーリでのシーズン前半は非常に難しいものになるだろうし、フェルナンドやリカルドなどもそうだろう」そのため、カルロス・サインツは、早めにフェラーリF1でテストを行う許可を得ることに“関心がある”と認める。「フェラーリを試すためにそのテストで走りたいのは秘密ではないけど、それは僕に依存しているわけではにし、同意しなければならない他のチームの個人的な利益に依存する。FIAは“OK”を与えるべきだ」とカルロス・サインツは語る。「冬がたった3日で、基本的にはドライバー1人あたり1日半だということは理解に苦しむ。あまり賛同でない」