カルロス・サインツは、最近のルノーF1の好調ぶりを考えれば、フェルナンド・アロンソは“非常にいいタイミング”でチームに再加入することになると考えている。カルロス・サインツは、ルノーF1で1年間を過ごした後、チームを離れたフェルナンド・アロンソの後任としてマクラーレンに加入。来季はフェラーリF1への移籍が決定している。
2019年に苦戦を強いられたルノーF1だが、今季のレースではコンスタントに改善を示しており、F1アイフェルGPではダニエル・リカルドが3位でフィニッシュして2015年にワークスチームとして復帰以来して初、チームとしては2011年以来となる表彰台を獲得。コンストラクターズ選手権で3位争いを繰り広げている。フェルナンド・アロンソは、2021年にアルピーヌにブランド名を変えるルノーF1に再加入し、先週、今季マシン『R.S.20』でテストを実施している。「実際、ルノー、もしくはアルピーヌは現在非常に良い仕事をしていると思う」とカルロス・サインツは MotorsportWeek.com とのインタビューで語った。「彼らは2019年の厳しい年を経て間違いなく正しい方向に進んでおり、彼らは自分たちのマシンを開発するための正しい道を見つけたように見える。彼らは僕たちマクラーレンの戦いを非常に困難にしている」「フェルナンドは、実際に数年の困難な年月を終えて非常に良い時期にあるルノーに加わると思う。F1にとって、このスポーツにとって良いニュースだと思う」フェルナンド・アロンソのルノーF1への復帰は、フェラーリに移籍するカルロス・サインツの後釜にダニエル・リカルドが加入することによって促進された。一方、2018年に厳しいシーズンを過ごしたマクラーレンだけ、昨年からパフォーマンスを大幅に向上。2021年はメルセデスのF1エンジンを搭載してさらなる飛躍が期待されている。そして、カルロス・サインツが移籍するフェラーリは、今年中団争いを抜け出せない危機的な状況にある。「今、マクラーレンで起こっていることを後悔することはできない」とカルロス・サインツは語った。「ロシアでのターン2を後悔していているのは確かだけどね!それがは唯一の後悔だ!」「でも、それを除けば、正直、すべてが順調に進んでいる。このチームで僕はとても楽しんでいるし、F1ドライバーとして楽しんでいる」「自分からベストを引き出しせていると感じるし、、チームから最大のものを引き出そうとしようとしている」