カルロス・サインツは、チームメイトのランド・ノリスとの良好な関係はマクラーレンの強みのひとつだと考えている。2019年、ドライバーラインナップを一新したマクラーレンは復活を遂げ、コンストラクターズ選手権4位を獲得。カルロス・サインツとランド・ノリスのペアは、他のチームとは異なり軋轢が報じられることはなく、彼ら二人が登場するビデオはソーシャルメディアで人気となっている。
「仲はいいし、チーム全体の雰囲気はとてもいい」とカルロス・サインツは GPToday.net にコメント。「例えば、ランドのチームと僕のチームで一緒に夕食に出かけたりしている。僕たち二人ともがとも楽しんでいるし、チームの雰囲気はとてもいい」。「僕たちはそれを楽しんでおり、みんなでたくさん冗談を言い合っている。それはチームがリラックスした雰囲気を持ちながら、同じチームで一生懸命働くことの助けにもなっていると思う」マクラーレンはプラットフォームを構築しており、数シーズン以内に本物の優勝候補になることを望んでいる。カルロス・サインツは、そのことがランド・ノリスとの関係を脅かす可能性があると考えている。「チームがチャンピオンシップのために戦い始めたら、すべてがもう少し緊張することは自然なことだと思う」とカルロス・サインツは語る。「ただ、僕たちの関係が悪くなるというのではなく、もう少し緊張することになると思う」マクラーレンのF1チーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、将来、ドライバー問題という“贅沢”な悩みを抱えることを楽しみにしていると語る。「将来のどこかの時点でそのような贅沢な問題を抱えることを楽しみにしている。表彰台もしくは勝利のために戦う2人のドライバーを持ち、チームとしてこれに対処するという課題を抱えることをね」