マクラーレンのカルロス・サインツは、ルノーの最新のエンジンアップグレードに失望していると認める。今週末のF1ベルギーGPでは全エンジンメーカーがアップグレードを投入しており、カルロス・サインツは、ルノーの“スペックC”F1エンジンに交換したことでグリッド降格ペナルティを科せられる。
カルロス・サインツは、ルノーの新しいエンジンに“もっと期待していた”と認める。「新しいエンジン? 何も気づかなかなった。パフォーマンス面で新しいものは何もない」とカルロス・サインツはコメント。「これはスペックCなので、これ以上のエンジンの改善はない。もう少し期待していたけど、正直なところ、ほとんど何もない」カルロス・サインツは、以前のルノーのアップグレードも期待外れだったと語る。「3回のエンジンの進化があった。でも、1回目も2回目も気づかなかった。僕たちのトップスピードは悪くはないけど、それ以外に大変革はなかった」しかし、カルロス・サインツはマクラーレンには不満はないと主張。もし2年前にトロロッソにとどまっていれば、今頃レッドブル・レーシングのドライバーだった可能性もある。「それを知るのは不可能だ。でも、自分のいる場所にはとても満足している。今、それを変えるものは何もない」だが、ピエール・ガスリーはマックス・フェルスタッペンに匹敵できずにトロロッソに降格することになったが、カルロス・サインツはトロロッソ時代にフェルスタッペンと良い戦いをしていた。「マックスがF1で最も才能があり、最速のドライバーであることは秘密ではない」とカルロス・サインツは語る。「でも、僕は彼のチームメイトとして生き残ること以上のことをしたと思う。僕のキャリアにとって非常に重要なシーズンだった。マックスと僕は今でも話をしているし、冗談を言い合っているよ」