マクラーレンのカルロス・サインツは、ホームの後押しを受けてチャンピオンズリーグで大逆転勝利を収めたリバプールのような活躍を母国の観客の前で披露したいと語る。リバプールは、チャンピオンリーグの1stレグでバルセロナに3対0で負けていたが、ホームスタジアムのアンフィールドで開催された2ndレグではサポーターが作り出す雰囲気のなかで4対0で勝利。歴史的な大逆転勝利で決勝進出を果たした。
昨シーズン限りでフェルナンド・アロンソが引退したことで、唯一のスペイン人F1ドライバーとなったカルロス・サインツには母国ファンの注目が集中することになる。「時間が経つのは信じられないくらい早い。2015年のここでの初年度のことを覚えているし、ファンと多くの時間を過ごしてきた。それは素晴らしいものだった」とカルロス・サインツはF1スペインGPの記者会見でコメント。「今週末はそれよりも忙しくなるかもしれないけど、あまり影響されるようなことではないし、特に気にしてもいない。でも、悪いことではない」「リバプールに起こったことは、観客の支えがあったし、僕にもそれが役に立つと思う」カルロス・サインツはルノー時代にバルセロナで良い結果を残しているが、マクラーレンに移籍した今年は単純にそれを繰り返せるとは考えていないと語る。「僕がレースをしていたクルマはこのトラックでより速かったことが主な理由のひとつだ。でも、僕はこのトラックを快適に感じてきたし、トラックとファンに支えられてのチャレンジが好きだ」関連:2019年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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