カルロス・サインツは、今シーズンのスタートは困難なものとなっているが、マクラーレンの再建を担うことは“大きなモチベーション”になっていると語る。レッドブルの契約ドライバーだったカルロス・サインツは、昨年限りでF1キャリアにピリオドを打ったフェルナンド・アロンソの後任として、マクラーレンに完全移籍を果たした。
マクラーレンは、2012年のF1ブラジルGP以来勝利を挙げておらず、パフォーマンスと信頼性不足にとって過去6年でわずか1度しか表彰台を獲得できていない。しかし、カルロス・サインツは、マクラーレンをグリッドのトップに戻すという課題にモチベーションを感じていると語る。「F1で長い歴史のあるマクラーレンに加入するのは夢だった」とカルロス・サインツは語る。「チームは数年前からチャレンジに直面しているけど、僕たちは諦めずにベストを尽くして戦うという同じ価値観を共有している。それが僕たちのDNAであり、このプロジェクトを担うことは大きなモチベーションになっている」「2019年の最初の3戦は難しいレースだったけど、生のパフォーマンスは大きな励みとして受けとめることができる」「今年はすでに好転しつつあるし、僕たちはミッドフィールドを戦って、ポイントを獲得できるクルマがあることを一貫して示している」