カルロス・サインツは、マクラーレンの進歩についてポジティブに感じていると語る。今年からマクラーレンに移籍したカルロス・サインツは、F1オーストラリアGPの予選でパワーユニットの問題に見舞われ、またロバート・クビサのクラッシュによってアタックを阻止されたことでQ1敗退。決勝でもMGU-Kの故障によってリタイアを喫した。
「去年、チームはミッドフィールドからコンマ3~4秒離されていた。でも、冬を終えて、チームは戦いに戻ったように見える。それはチームとファクトリーが冬の間に素晴らしい仕事をしたことを示している」とカルロス・サインツはコメント。「バルセロナテストの後、僕たちにQ3が可能かどうかは確信が持てていなかったけど、オーストラリイアではQ1の最初の数周でそれが証明されたと思う。僕にとって特にQ1でマクラーレンはQ3に戻れると感じた。去年のモナコ以来、実現していなかったことだと思う。チームの進歩を示しているだけだ」「バーレーンや中国で僕たちがQ3に進出できるというわけではないけど、僕たちは戦いに戻ることができた。ミッドフィールドはこれまでのようにタイトなので、各トラックでラップ、手順とセットアップをしっかり決めることが重要だ」カルロス・サインツは、マクラーレンにはまだ取り組むべき“根本的な問題”があると認めるが、MCL34には大きなポテンシャルがあると感じていると語る。「クルマのパフォーマンスには満足している。僕たちにはまだ取り組むべき課題があるし、まだバランスに根本的な問題を抱えている。でも、それを改善できれば、クルマははるかに速くなることもわかっている」「このクルマの開発プログラムをまとめることができれば、さらに良くなるという自身を与えてくれている。僕たちはそれを実現する必要があるし、問題を特定して、その問題を解決しながら開発を進めていくのはF1で最も難しい部分だ」「でも、僕はチームがどの方向に進むべきかわかっていると確信している。これは始まりにすぎない」
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