カルロス・サインツは、ホンダと組んだ古巣トロロッソのオーストラリアでの低迷とバーレーンで見せているトップスピードの高さに驚いていると語る。昨年、カルロス・サインツはシーズン中にトロロッソからルノーに移籍。その後、トロロッソはホンダとのパートナーシップを開始し、冬季テストでの新しいホンダのF1パワーユニットのパフォーマンスはパドックを驚かせた。
しかし、開幕戦オーストラリアGPでは、マクラーレン時代を思い起こされるような信頼性問題とパフォーマンス不足が再び姿を現していた。カルロス・サインツは「トロロッソはバルセロナでとても良かったので、オーストラリアは奇妙だった。彼らは予想以上に悪かった」とバーレーンでコメント。「バルセロナで彼らは僕たちやマクラーレンと一緒のところにいた。そして、ここでは多くのトップスピードがある。それには驚かされている」カルロス・サインツは、今年ルノーに1年間の“ローン”で移籍しており、ダニエル・リカルドがレッドブルを離れた場合にはチームに戻る可能性がある。カルロス・サインツは、そんなレッドブル・レーシングを称賛している。「基本的にまだワールドチャンピオンを4連覇したときと同じチームだ」とカルロス・サインツはコメント。「他のルノーを搭載しているチームは彼らにもっと近づこうと頑張っているけど、もしもグリッド上の全てのクルマがルノーのエンジンを搭載すれば、ベストはレッドブルだろう」