ルノーF1のカルロス・サインツは、F1オーストラリアGPの決勝でドリンクシステムが故障して水を飲み過ぎたことで気持ち悪くなり、“吐きそう”になりながらレースをしていたと明かした。カルロス・サインツは、レース中に無線で“気持ち悪い”と胃の不調を繰り返しチームに伝えるシーンが国際映像で流れていた。
原因はドリンクシステムの故障。口にくわえたポンプに絶えず水が流れたことで気持ち悪くなり、吐きそうになっていたという。ミッドフィールドのバトルから後退してセルジオ・ペレス(フォース・インディア)の攻撃を受けることになったカルロス・サインツだが、なんとか抑え切って10位入賞を果たした。「1周目からドリンクボトルから口の中に水が出続けて、ずっと飲んでいた。胃の中が水でいっぱいになって気分が悪くなった」とカルロス・サインツは説明。「コーナーでは身体のなかのすべての水が左右に動いてとてもつらかった。セーフティカー中はほんと吐きそうだった」「必死で耐えて、なんとかフィニッシュまでたどり着けたけど・・・本当に気持ち悪かった。水がおなかいっぱいにたまった状態で左右に揺れながら今年のGフォースを受けると、胃の痛みなのか何なのかはわからないけど、とにかく不快だった」 「今にも吐きそうな状態では限界までプッシュなんてできない。100%の状態ではないからね。それが今日起きことだ。だから、僕としては1ポイント獲れても嬉しさはも半分くらいだ」「全体的に難しいレースではあったけど、残念だ。ここから学んで前に進む必要がある」関連:F1オーストラリアGP 結果:セバスチャン・ベッテルが優勝!