カルロス・サインツが、ルノーのレーシングスーツを着用したポートレイトを披露。チームとの初戦となるF1アメリカGPへの意気込みを語った。2018年からルノーへの移籍が確定していたカルロス・サインツだが、F1日本GPのレースを最後にジョリオン・パーマーがチームを離脱することが決定。予定を早めてF1アメリカGPからルノーのステアリングを握ることになった。
「チームに加入することに興奮しているし、すでに全力で取り組んでいくのを楽しみにしている」とカルロス・サインツはコメント。「僕たちは多くのことを学ばなければならないし、多くの人に会わなければならない。オースティンにむけてハードワークをしていかなければならない」「適応に少し時間がかかるだろうことはわかっているけど、出来る限りすぐにペースを発揮できるように全力を尽くしていく。でも、僕たちにはそれができると自信を持っている」カルロス・サインツは、チームとクルーに適応するための準備期間が必要となるが、チャレンジが大きければ大きいほど、モチベーションは高くなると語る。「すぐにルノーとの瞬間を味わって、人々とクルマを知ることが重要になる」「大きなチャレンジだけど、モチベーションにもなる。今シーズンの最後にむけたプッシュだし、僕はクルマの限界がどこかを見つけて、ステアリングに慣れたりしていかければならない」「それが手順だし、そのチャレンジと向き合っていくつもりだ。トップに返り咲くために頑張っているエンストンの人々を目にするのは嬉しいことだ。「彼らが注いでいる全ての努力が僕がやっていることをマッチしているし、チームを助けるために全力でプッシュしていく」カルロス・サインツは、ルノーへの早めの移籍は成功を手助けするためには“非常に重要”だと考えているが、2017年の最終戦までにチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグと渡り合うのは難しいだろうと考えている。「僕の目標は出来る限り早くにペースを発揮することだ。でも、それはタダでは手に入れられない」とカルロス・サインツはコメント。「ヒュルケンベルグは16戦でクルマを運転しているけど、僕は運転しれいないので難しいだろう」「出来る限り早く適応したいと思っているけど、少し時間はかかると思う」「多くのハードワーク、分析、クルマを走らせ方をエンジニアと理解していくことが必要だし、それができれば、やれると思う」ルノー・スポールF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、今シーズンのラスト4戦でカルロス・サインツと仕事ができることは、2018年にむけて“ジャンプスタート”となると考えている。「2020年までに我々の野心と目標をほぼ達成することを目指すのであれば、我々は時間に逆らっているような状況にある」とシリル・アビテブールはコメント。「失っていい時間はない。我々はありとあらゆる方法で急速に発展していく必要がある。2020年、2019年を念頭に置いて、我々はこの動きを行った」「チャンピオンシップで数ポイントを獲得するだけでなく、もっと大きなイメージ、より長期的な計画でこの決定に至った」「ローンでの1年は少ないのではないかとの多くのコメントがあったし、我々は出来る限りうまく機能させなければならないし、彼を起用することでちょっとしたジャンプスタートを切ることができる」「今年の我々がどうであれ、彼はチームのことを知ることができるし、チームとクルマへのあらゆる順応を終えることになるので、来年は言い訳はできない」「来年はすぐにポイントを獲得することが重要だ。シーズンの早い段階でね。我々には冬季テスト直後に信頼性を確保したい技術的なプログラムがあるし、すべての準備は整っている」
全文を読む