カルロス・サインツは、レッドブルの“冷酷”な若手育成プログラムに「不満は言えない」と理解を示している。レッドブルは、トロ・ロッソを通してF1にジュニアドライバーを連れてきているが、どのドライバーも3年以上所属いたことはなく、レッドブルに昇格、もしくは解雇されている。
カルロス・サインツの元チームメイトであるマックス・フェルスタッペンは、今年の開幕4戦後にレッドブルに昇格。代わりにダニール・クビアトがトロ・ロッソの戻ってきた。その冷酷さは将来の昇格に望みを与えているか、もしくは決して快適には感じていないかと質問されたカルロス・サインツは「賛否はあると思う」とコメント。「でも、いつも言っているように、それが僕をここにもたらしてくれたんだし、10年以上いかにうまく機能しているプログラムなので賛成だ」「これまでで最も成功したジュニアプログラムなので、ポジティブな面しか見ていない。彼らはとても多くの若い才能をもたらしているし、通常それはうまく機能しているからね。彼らの哲学についてあまり不満を言うことはできない」トロ・ロッソでF1デビュー以来、優れたパフォーマンスを発揮しているカルロス・サインツは、良い勢いを確立したと思っており、マックス・フェルスタッペンが昇格しても自信は揺らいでいないと語る。「力強い結果が自信を確立させることに役立つのは確かだけど、自信はあった。そうでなければ、バルセロナのような結果は出せなかっただろう。常に自信はあるけど、連続した良い結果がさらに助けになるのは事実だ」レッドブルは、2017年もカルロス・サインツを保持するためにオプションをすでに行使している。
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