カルロス・サインツは、昨年からパワー不足のエンジンを走らせていることが自分をより強いドライバーにしたと感じている。昨年、トロ・ロッソはパワーと信頼性に欠けるルノーのパワーユニットを搭載。今年はフェラーリ製のパワーユニットに変更したものの、契約は1年落ちのエンジンだった。
今年、メルセデス、フェラーリ、ルノー、そしてホンダはパッケージを開発しており、昨年のフェラーリ製エンジンは序列の最下位に落ちている。「もうグリッド全体で最初のトップスピードで2シーズンを過ごしているし、それが僕をより強くしたと言わなければならないね」とカルロス・サインツはコメント。「昨年の序盤と比較して、僕はレースで同じドライバーではない」「レースで多くのことを管理する方法を学んだし、最近それが結果に表れていると思う」「たぶん、引き出せるとは思っていなかった小さな部分を引い出せるようになっている」「この状況は僕をより強いドライバーにしてくれたし、レースでより一貫性のあるドライバーにしてくれた」過去8レースで、チームメイトのダニール・クビアトが2ポイントとして獲得できていないのに対し、カルロス・サインツは26ポイントを獲得している。カルロス・サインツは、パワー的に不利なトロ・ロッソにはミスをする余裕はないと語る。「オーバーテイクするチャンスがあるときは、確実にそれをものにしなければならない」「レース全体でルノーをオーバーテイクするチャンスは一回しかないかもしれない。ピットストップをして、彼らが古いタイヤのときだ。トップスピードがなかったとしても、それを決めなければならない」「そのような状況が僕をより強くして、より経験となって積み重ねられているのは確かだし、前進する助けになっている」
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