カルロス・サインツは、トロ・ロッソにいることに満足していると強調しつつ、ルノーのような“重要”なマニュファクチャラーと噂されることは“とても誇らしい”と語った。 F1オーストリアGPの前週、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2017年もカルロス・サインツがトロ・ロッソに残ることを明らかにした。
しかし、スペインを中心としたメディアは、レッドブルがカルロス・サインツをルノーに差し出す代わりにもっと有利なエンジン契約を取り付けるつもりだと報じている。ルノー移籍報道について質問されたカルロス・サインツは、過去に2度のタイトルを獲得しているルノー・スポールF1チームと噂さされるのは嬉しいことだ認めたつつも、そのような動きが実現する可能性は低いだろうと述べた。 「もちろん、賛辞だと受け止めている」とカルロス・サインツはコメント。「結局のところ、F1を支配するのはマニュファクチャラーだし、彼らは残ることになる。ルノーのような重要なマニュファクチャラーに関心を持ってもらえるなんて、もちろん、とても誇らしいし、素直にうれしいと思っていることは否定しない」 「レッドブルが考えを変えるかどうかはわからないけど、それはかなり珍しいことだと思う。普通では考えられないことだろう。ルノーが興味を持つかもしれないという噂も聞いたけど、どこまで本当なのかはわからない」 これまでカルロス・サインツは上位チームのレッドブルに加入することが自分の目標だと明言してきた。最近も、早期昇格の機会を得るための“チャンスを切り開く”と述べている。 「レッドブルが契約を更新した目的は僕をキープしたいからだ。ただそれだけのことだ。トレードするためではない。だから僕は自信を持てるし、自分の将来について冷静に考えることができる。本当にそうなったとしたら、それは予想外の出来事だ」 「僕はトロ・ロッソに満足している。ボスたちからの支持もある。ヘルムート・マルコやクリスチャン・ホーナー、フランツ・トストのような人たちの支持があるのは重要なことだ。彼らは僕のことをとても信頼してくれている。ここはいい場所だ」
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