カルロス・サインツは、F1ハンガリーGP決勝後に、所属チームのトロロッソに対する怒りが収まらなかったと認める。カルロス・サインツの母国スペインのメディアは、12番手からスタートしたカルロス・サインツが、9番手からスタートしたチームメートのマックス・フェルスタッペンを追い抜いて前を走行していたにも関わらず、マックス・フェルスタッペンのほうに優先的なピットストップ戦略が提供されたと主張。
カルロス・サインツも「僕はとても良いレースをしていたので、怒りを感じたよ」と Marca にコメント。最終的には技術的なトラブルが発生してリタイアに終わったカルロス・サインツだが、一番怒りや疑問を感じたのは、チームがマックス・フェルスタッペンを優先的に処遇していたことだったと主張した。リタイアに終わったカルロス・サインツに対し、マックス・フェルスタッペンは自己最上位となる4位でF1ハンガリーGP決勝を終えた。スペインの ASは、トロロッソはマックス・フェルスタッペンを贔屓しているように感じられるとし、「今回が初めてではない。彼らが“新たなセナ”と呼んだドライバーと同じ条件で戦うことは難しいようだ」と報じた。カルロス・サインツも「なぜチームが僕を最初にピットに入れなかったのか、まだその説明は受けていない」と不満をあらわにした。「僕がどれほどの怒りを抱えていたか想像してみてよ。僕は他のドライバーたちよりも後でピットストップを行うことになってしまい、マックス(フェルスタッペン)は僕をピット作業で“アンダーカット”して追い抜いてしまったんだからね」「なぜそんなことになるのか、僕には理解できない」