2026年F1カナダGPのレース後、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がクールダウンルームで交わした“本音トーク”が注目を集めている。終盤に繰り広げられた2位争いでは、ハミルトンがターン1のアウト側からフェルスタッペンを攻略。フェラーリ移籍後最高位となる2位表彰台を獲得した一方、フェルスタッペンも最後までプレッシャーをかけ続けた。
その激闘直後、ふたりはクールダウンルームで互いの走りを称え合った。「君を振り切れなかった」最初に口を開いたのはハミルトンだった。「君を振り切れなかったよ!」これに対しフェルスタッペンは、レース中の駆け引きを細かく振り返った。「真ん中のシケインでは毎回コンマ3秒離された。でもストレートで取り返していた」ハミルトンも「最後はクレイジーだった」と応じ、数周にわたって続いた接近戦の厳しさを認めた。ボルトレトに苦戦? ハミルトンが苦笑い会話は周回遅れの処理にも及んだ。「最後の方、あれはボルトレトだったかな。ああもう!」ハミルトンはそう苦笑いを浮かべながら振り返り、さらにフェラーリのストレート性能についても率直な疑問を口にした。「僕たちのマシンがドラッギーなのか、それとも単純にパワーの問題なのかわからない」するとフェルスタッペンは、ハミルトンの強みを冷静に分析した。「ターン6はかなり良かった」互いの速さを認め合うやり取りは、2021年のタイトル争いを知るファンにとっても印象的な場面となった。“2021年以来”を思わせる名勝負今回のカナダGPでは、ハミルトンがフェラーリ移籍後最高位となる2位を獲得。フェルスタッペンも2026年シーズン初表彰台を記録した。そして何より注目を集めたのは、ふたりが見せた終盤の攻防と、その直後に交わされた自然体の会話だった。レース中は一歩も譲らない戦いを繰り広げながら、レース後には互いの強みを認め合う――F1史に残るライバル同士ならではの空気感が漂っていた。
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