ダラーラのジャンパウロ・ダラーラ代表は、カンポス・メタ・チームのためにF1マシンを製造することが“魅力的”な挑戦であると語る。ダラーラは、2010年のエントリーが承認されたカンポス・メタ・チームのためにF1マシンを設計する。ダラーラは、F1プロジェクトを恐れていることを認めるが、挑戦を楽しみにしている。
「私は熱意を持ってこの機会を受け入れた。怖くもあるが、私と会社全体とってエキサイティングなことだ。魅力的なチャレンジだし、エネルギーと想像力が試される」「我々はすでに3ヶ月間作業している」ダラーラは、コスワースエンジンを搭載するマシンを来年始めにテストできることを期待している。「目標は1月10日にマシンが走っていることだ。速いことを期待しているよ。カンポスにとってだけでなく、我々にとってもね」ダラーラは、40人がF1プロジェクトに取り組んでいるが、将来的に80人までチームを拡大するつもりだと語る。「我々には、長年ミナルディの技術長を務めていたガブルエル・トレドッツィや、レッドブルやロス・ブラウンのホンダでエアロダイナミクスを担当していたベン・アガサンジェロウのような経験豊富な人間がいる。我々の身内もいるし、彼ら全員が素晴らしい」パルマに拠点を置くダラーラは、1988年から1992年までスクーデリア・イタリアのマシンを製造してF1に参戦。1998年にはホンダと共同研究を行い、2006年にはミッドランドにシャシーを提供していた。カンポス・メタのチーム代表であるエイドリアン・カンポスは、コンストラクターとしてF1に参するために新しい会社を設立したと語る。「モデルは、来週始めて風洞に入ることになっている」とカンポスは語る。「我々は、新しいファクトリーでマシンを製造するためにダラーラ・カンポスという名の会社を設立した。200人をリクルートしている」「FOTAやその他のことに関係なく、皆が同意する状況に興味を持っている。常にF1には7年おきくらいに大きな論争があるし、今回もその1つだと思う。現在、解決策を見い出す可能性があるし、新しいチームとして、それを助けることが重要だ」
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