元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、マクラーレン時代にチームメイトのルイス・ハミルトンを倒したレースが自身のキャリアで最も満足できる勝利だったと語った。ジェンソン・バトンとルイス・ハミルトンは2010年から2012年までマクラーレンでチームを組んだ。ジェンソン・バトンは、二人のライバル関係がいくつか激しいバトルを生んだと Aky Sports に語った。
「僕たちの関係は興味深いものだった」とジェンソン・バトンはコメント。「僕は2009年にワールドチャンピオンを獲得したブラウンGPから加入し、彼は前年の2008年にマクラーレンとワールドチャンピオンを獲得していたからね」「僕は言うならば彼のチームに加入したわけだし、ルイス・ハミルトンとレースをするという挑戦を求めてドアを開けた」「二人のイギリス人、二人のワールドチャンピオン、フレッシュなワールドチャンピオンがイギリスのチームでレースをする。僕たちには多くのプレッシャーがあったし、それは楽しいものだった。僕は本当にその挑戦を楽しんだ」「彼は一発が信じられないくらい速かったし、これまでF1カーを走らせたなかで最速のドライバーだと思っている」「レースで彼に挑戦することができたし、僕たちは勝つために競い合うことができた」「あの3年間で僕たちは多くの勝利を納めた。僕が勝ったいくつかのレースは僕のキャリアでも最高のレースだった。それを達成するためにはルイスを倒さなければならなかったんだからね」ジェンソン・バトンは、2016年にF1から引退したが、フェルナンド・アロンソがインディ500に参戦した今年のモナコGPで1戦限りの復帰を果たした。